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オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
『蟹工船』の次に読むべき小説
【コメント】:
スターリン個人の資質のみで主義や集団・時代が変質するわけも無く、その風土や歴史、主義主張の内容こそが解明されなければならないソ連邦とその同盟者の暗黒の時代。しかし個人名が冠されることで、今だ解明されざるスターリン時代。
その過酷な時代を作り上げた同時代人あるいは共犯者の群れと、その時代状況の中毅然と生きた一人の踊り子が、この小説の主要な登場人物です。
舞踊教師オリガ・モリソヴナの...
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オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
衝撃・感動、壮絶な歴史物語
【コメント】:
ものすごい本に出会ってしまった。読み終わってさわやかな感動とともに、改めて米原真理さんに感謝しご冥福をお祈りせずにはいられませんでした。
米原真理さんの著書は、初めて出会った2年前から手当たり次第に読んできましたが、この本は題名がとっつきにくく、ずっと敬遠していました。「オリガ・モリソブナって何だろう?」まさか人名だとは思ってもいませんでした。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実を...
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オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
これぞ、打ちのめされるようなすごい本!
【コメント】:
冒頭で主人公が回想するのは、三十年前のプラハ・ソ連学校の個性的な教師、
世界中どこにでもありそうな生徒たちの日常だった…ここから、この小説が
「ドクトルジバゴ」や「静かなるドン」にも匹敵する大河小説だと
誰が想像するだろうか?
しかしこれは正に推理小説の顔をした大河小説なのだ。
まず、それぞれにモデルがいることや作者の独特な経歴を考慮しても、
個性的で人間味あふれ...