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レビュー
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日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
近代化とは人間の意識そのものを変えることでもある
【コメント】:
1965年頃、高度経済成長期を迎えたあたりから、「キツネに騙された」という話がほとんど聞かれなくなってしまった、という点から、日本という国の歴史を振り返りつつ、日本人の意識の変容について考察を進めた内容となっている。
着眼点が「キツネ」と言う点も面白いが、本書の主張の面白い点は、「キツネ」と言う自然が経済成長の波にもまれて変容したのか、それとも自然の中で暮らしてきた人間の考え方が変化した...
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日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
自然と人間の共生としての世界
【コメント】:
後半部に書かれているように、権力者による「歴史」だけが歴史ではなく、民衆の「歴史」と相俟ったものとして、歴史はあるべきだと言う主張をするために書かれた本のようです。
その例として書かれた「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」と言う、自然と人間が一体化された世界が、1965年前後に消えてしまったのだと言う文章は、非常に魅力的で力があります。
確かに、その時代の村や町には、...
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日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
見えない歴史を意識する
【コメント】:
1965年あたりから、キツネにだまされるという話がなくなってきた、
という著者の問題提起から語られる日本の歴史の深層。
「キツネにだまされる話がなくなった」理由は、それほど意外ではないのだが、
「キツネにだまされる話」に代表されるような霊性や生命性にもとづいた歴史が
見えない歴史として葬られようとしている現代への警鐘は重要だと思った。
いま一般にいわれる国家史や...
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