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評伝 イサム・ノグチ
レビュー
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イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
彫刻家巨匠の波乱に富んだ生涯
【コメント】:
米国在住のノンフィクション作家が、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチの生涯を丹念に取材した初の本格的評伝。日本人の父野口米次郎、米国人の母レオニーの非嫡出子として1904年ロサンゼルスに生まれる。赤子の彼を日本に連れて渡る時から「幼い頃から美への目を養い、やがては自分の思いを表現できる何らかの技術をその手につけてやりたい」と誓った母親の願いがすべての始まりであった。13歳の時、母親に従ってアメ...
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イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
強烈&極端
【コメント】:
身勝手なサクセス・ストーリーに猛進する日本男児と、それに振り回されたアメリカ人女性との間に生を受け、日本という閉鎖的な社会で徹底的にはじかれ、10代前半にして一人で外国へと旅立ち、不安と孤独を当然とするような形で成長し、20代前半にしてすでに美術界にて「ミケランジェロの再来」という評価を得たイサム・ノグチの生涯は、派手であると同時に実に単調だ。この本を読む限り、生涯を通して彼には女と表現しかな...
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イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
文章家としてこの文章の語彙センスはいかがなものか。
【コメント】:
<上>に続いてイサムノグチの晩年を記した下巻だが、やはり人間としての素材への敬意を欠いた印象はそのままである。殊に、イサムノグチに晩年助力を惜しまなかった人間を「仮性遺族」などという表現を使っているのは、いかがなものか。もし自分が血縁関係にない者に傾注し、助力したのが長年に渡った末に死別したとき、「あなたは仮性遺族ですね」と言われたらどう思うか。非常に気をそぐ表現で、この一語だけでかなり残念な出...
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