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母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
日本社会の精神的構造が少し見えてきました
【コメント】:
初版は1970年代の本ですが、今も決して色あせないどころか、ここにかかれている内容は今日の社会問題に何らかわりありません。
父性社会である西洋の影響を大いに受けている、母性社会である日本の人々が抱える精神的病理について専門的に書かれていて、人前で自分の意見を言ったり、自己紹介が苦手な人が多い日本人のその訳がわかってきます。
専門的な知識の無い私でも、理解しやすい内容でした。
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母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
現代にもあてはまる日本社会の病理
【コメント】:
この本が書かれて30年経つが、著者が提起する日本が抱える様々な問題はどれも今もって当時と同じように横たわっている。一般的に少し前までの近代日本社会は父権社会だと考える傾向にあると思われるが、著者は、父権を確立することによって母性原理に基づく文化を補償してきたという。つまり、父親は家長として強さを持っているが、それはあくまで母性原理を遂行するための強さで、父性原理の確立者というわけではないという...
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母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
今もって問題作である。
【コメント】:
タイトルの「母性」という言葉は、母性本能をくすぐるという一般的な使われ方から考えると、何か母性愛というような一面的なイメージを抱いてしまう。しかし、著者が「母性」に込める意味はユングから来ており、一面的なイメージではないことが明らかにされる。
著者は、1965年にユング派の精神分析家の資格免許をとった。そこに至る資格試験のエピソードを、資格に対する考え方を含めて、「ユングに出会う」という章に書...
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