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海舟語録 (講談社学術文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
人生の半分を江戸時代に生き、半分を明治に生きた勝の維新回想
【コメント】:
明治28年から32年、勝72才から76才で亡くなる直前まで、ジャーナリスト巌本善治氏が勝の自宅に通って直接聞き書きした談話録である。司馬の小説で度々引用されるので興味をもって読んでみた。
日清戦争など明治30年ごろの政局に関する話題と、明治維新の昔話が多いが、なんといっても明治維新の話題が大変興味深い。鳥羽伏見の戦いで徳川慶喜が大阪城を捨てて江戸に逃げ帰った日の話とか、勝と西郷の江戸城無血開城...
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海舟語録 (講談社学術文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
行いは自分のもの、評価は他人のもの
【コメント】:
勝海舟は幕末期の幕府の重臣として数々の功績を残した人物であり、貧乏御家人の息子から幕末の動乱期に頭角を現して最後には軍事総裁にまで登りつめた立志伝中の人でもある。
幕府瓦解時には主戦派を抑えて江戸城無血開城を成功させ、無為の血が流れることを防いだことから今でも彼を評価する声は高い。
しかし明治の世では、彼はその江戸城無血開城の件と明治政府の高官の職に就いたことを以って裏切り者、忘恩の輩...