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レビュー
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魏晋南北朝 (講談社学術文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
活力あふれる動乱の時代
【コメント】:
魏晋南北朝時代は秦漢と隋唐に挟まれ、世界史の教科書などでは「はざま」のような扱いを受けて、一般にはあまり強い印象はないかもしれない。
しかし、北朝は質実剛健なモンゴル、トルコ系の文化と南朝は優雅な正当な漢民族の文化を受け継ぎ、また社会の流動性・移動性の高さから刺激し合ってこの時代はエネルギーの豊かな時代であり、その後の隋唐政権の基盤を用意したのである。また、朝鮮の三国時代や日本の邪馬台...
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魏晋南北朝 (講談社学術文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
古代帝国の解体・再生過程を社会学的な視点から分析
【コメント】:
本書は、古代帝国の崩壊過程から筆を起こし、三国鼎立、両晋・五胡十六国の興亡、南北朝対峙などを経て、隋の天下統一に至るまでの治乱興亡を扱う概説書です。特徴として気が付いたのは概ね以下の点です。 ① この時代を単なる中華世界の分裂・後退期としてではなく、中華文明の深化・拡大をもたらした「華やかな暗黒時代」として寧ろ肯定的に捉えようとしています。 ② 「西洋ではローマ帝国の崩壊が古典文明の消滅...
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魏晋南北朝 (講談社学術文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
社会史的視点を含む新鮮な魏晋南北朝史
【コメント】:
魏晋南北朝の時代は、貴族制社会と規定され、武力こそは唯一のたよるべきものであったと思われる戦乱の時代であったにもかかわらず、支配階級に入るためには知識と教養をそなえた文人でなければならないという原則がだいたいにおいて貫徹されていた。このような中国における知識階級の強靭さがどうして生み出されたのか、400年近くにわたる乱世を生んだもろもろの要因をさぐるとともに、そのなかを強靭に生きてゆく「貴族制社会...
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