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哲学の歴史―哲学は何を問題にしてきたか (講談社現代新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
非凡な着想
【コメント】:
新書で哲学史を、ということで依頼されたのでしょうが、普通の哲学史的な叙述を拒否して、問いの歴史として書こうというあたりが非凡なところです。非常に中身が濃く、「新田現象学」の見方が随所に現れています。ただ、理解するにはある程度の基礎知識が必要であり、哲学史を全く知らない人にはむずかしすぎると思います。しかし、多少内容が理解できる人にとっては、何度も読み返すに足るだけの内容があります。
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哲学の歴史―哲学は何を問題にしてきたか (講談社現代新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
問いの哲学史
【コメント】:
これはとてもよい哲学史である。通史という形をとっていない。「問うことへの関心」を忘れている読者に「問うことを喚起する」ために書かれた本である。だからすでに問いをもっている読者には最適の哲学史だ。哲学の問いは個人の「内発的な問い」であるとともに、「それぞれの時代の問い」でもある。「それぞれの時代の問いが何であったかを、まず哲学の歴史の流れにそって振り返って」いる、そういう哲学史だ。
それは目次に...