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レビュー
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遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
素朴で興味深い
【コメント】:
遠野物語と遠野物語拾遺を合わせて299話の短編集、一話平均約400字。
遠野物語は、民間信仰、栄枯盛衰、山中での出来事、妖怪、動物、行事、昔話など素朴な話が集められている。みな懐かしい感じがし、お伽やグリム童話といった説話のような説教じみた堅苦しさはない。話からは間接的に当時の人々の考え方や習俗、道徳観が伝わってくる。古今の文化の変化を考えると興味深い。民俗学の重要な史料となっている事...
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遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
旅愁が身にしみて感じられる「初版序文」も素晴らしき哉
【コメント】:
1909年(明治42年)から1910年にかけて、当時30代半ばの柳田国男氏が、奥州は遠野の人・佐々木鏡石氏(当時24〜25歳)から聞いた土地の人たちの話を採集、筆記した民間伝承譚「遠野物語」。全部で119の短い言い伝えの背後に、深い山や黒い森の景色が見えるような気がした。谷川の清流のさらさらいう音や、凄い風のごおーっと唸る音が聞こえてくる気がした。
神隠しに遭った女の話や山奥の不思議な家「マヨヒガ」の話など...
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遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
吉本隆明に霊感を与えた名著
【コメント】:
あの「共同幻想論」のヒントとなった名著である。 内容は、遠野出身の人物からの聞き書きである。著者による直接取材でないところに民俗学の開拓者としての柳田の限界があるとは言えるが、方法論に対する批判は批判として、ここに収録された伝承群は遠野という「陸の孤島」に封入された特異なものとしての資料的価値以外にも、文学としての独立した価値を十分持っている。 吉本のように、ここから何を引き出せるか...
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