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猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
奔放に生きる
【コメント】:
水木しげるの描く人物伝シリーズの一つで長編に類する。自然科学者でありながら学歴がないばかりに国内では無名、しかし海外では「ネイチャー」誌に論文が載ったりして有名で、戦前、やはり自然科学者であられた昭和天皇のお耳に入り御進講をするというクライマックスが訪れる。
人生の大半を実家からの仕送りで生活し、好きな粘菌研究や神社合祀令に反対する運動などを行ってきた。晩年は弟と不仲になり絶縁状態、長男の...
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猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
幸福であったかどうかは、棺桶に足を突っ込むまでわからない
【コメント】:
~奇才、大巨人などと呼ばれる在野の大学者、熊楠。
しかし、彼のなんと破天荒であったことか。
中央のアカデミズムから自由であり、闊達な研究を進め、奔放に暮らす。
「粘菌の中に輪廻転生を見る」という日常が、熊楠の根幹を形成しているのでしょう。
熊楠の人間的な魅力が、水木の愛情溢れる精細なタッチによって、
数々のエピソードとともに浮き彫り~~にされていきます。
昼寝をしたりあぐらをかいた...