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花街 異空間の都市史 (朝日選書785) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
都市研究の空白を埋める
【コメント】:
知っているようで知らない花街。行ってみたいが敷居が高く行く勇気もない。
結局、本で読むしかなかったが、これまでのものは主観的な本が多く、
やたら物語性やドラマ性にあふれすぎ、神秘性ばかりが強調されてきた。
本書は、都市研究の立場から冷静にかつ丹念に花街の歴史を調べ上げたもので
あり、そこから都市に渦巻く人間の姿や都市の役割を浮き彫りにする。
ここまで客観的に調べたものはこれ...
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花街 異空間の都市史 (朝日選書785) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
いきもすいもない 資料集
【コメント】:
~花街 はなまち かがい ? 男に限らず食指のある題名ですが、まるでお役所の行政調査資料集の抜粋版。読むべきところは一章と文献一覧。終章に日本各地の花街を見てきたがとあるが、研究室の中から文献をみたのでしょう。まるで宇宙衛星からの写真や地理情報、実存感がまったくなし。多分作者はこの本に登場する花街の10分の1も実際に立ってないでしょう。ま~~して、上がったことも至極稀と。花代も自腹でこそ身につくの...
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花街 異空間の都市史 (朝日選書785) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
近代都市の光陰をあぶり出す傑作
【コメント】:
近代都市研究の新たな傑作が登場した。
筆者加藤氏は、『大阪のスラムと盛り場』(創元社)で、都市が近代化するなかでひっそりと消し去られていった「悪所」や「貧民」たちの生きられた空間を追跡している。
今回世に問うたこの『花街』も、都市の近代化によって生み出された空間をあぶり出そうとしている。加藤によると、「花街」と聞くと、春を売る「遊廓」を想起する人が多いのだが、本書で注目する「花街」は概念上は...