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黒の試走車 (岩波現代文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
昔がわからないとつまらないかも
【コメント】:
1962年の梶山季之の企業小説
自動車開発の産業スパイを題材に時代背景を色濃く残す
内容です。いまでは寝台列車のみにその名をのこす、
特急さくらと社運をかけて、開発した故障が少ない新車が
謎の踏み切り立ち往生し列車事故を起こし、情報担当者も
謎の死を遂げることから話は始まります。
トリックは意外と簡単ですが、そこに至るまでの会社間の攻防が
面白く、また時代背...
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黒の試走車 (岩波現代文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
岩波らしくないラインナップを歓迎
【コメント】:
もともとは光文社のカッパ・ノベルスの一冊として出版された、岩波書店らしくないラインナップである。それだけに従来の枠を破ろうという意欲が感じられて好ましい。登場人物「石上晴子」の名が284ページでは唐突に「石上春子」と書かれているなど、岩波らしくない誤植もいくつか見つかったが、これも愛嬌である。
この本を本屋で見つけてすぐに買ったのは、この原作を基にした増村保造監督、田宮二郎主演の同名...