●
現代の戦争報道 (岩波新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
密度が濃いわりに
【コメント】:
「面白み、新鮮味に欠ける」というのが、第一の印象。
もちろん、戦争報道そのものに、面白みを求めているわけでは断じてない。
理論の展開があまりにもどこででも語られているのと同じ、一方で微妙な視点の偏りがある。
読みにくいと感じるのは、情報量の多さだけではなく、著者の立ち位置がしっかりと定まっていないからか。
戦争報道の何を批判しているのか、一貫した著者の意見が見えてこなかっ...
●
現代の戦争報道 (岩波新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
多様化する社会の組織メディアとジャーナリズムの本質
【コメント】:
多様化、多元化するポストモダン社会、あるいはグローバリゼーションとメディアの相関関係を戦争報道という視座から見事に本質に迫っている。ネットによる情報発信が可能となった新たな公共圏の意味とは何か。電磁的情報流通によるメディアはジャーナリズムの意味と役割までも激変させる。本書では市民社会形成のプロセスにおいてメディアと情報の受け手の役割がどのように変わるのかということを、ベトナム戦争からイラク戦争...