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植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
植民地支配の「傷」とは「統計」にあらず、「人間」か……
【コメント】:
本書は、近代を迎えた日本人が「かの国」に積極的に移住していった時から、終戦を迎え、「かの国」から積極的(あるいは消極的)に帰国していったまでの、「日本人の記録」を主観を入れずに丹念にまとめ上げたものである。とは言っても、著者のスタンスは「繰り返してはならない」というもので、今風に言うならば、「自虐なんとか」であろう。だが、本書は「朝鮮人の苦悩の記録」でも「朝鮮人の言葉」を代弁したものでもなん...
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植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
総体的にまとめられた本
【コメント】:
本書は、参考文献に挙げられている文献資料の数から見ても、これまでの植民地期における在朝日本人の記録を総体的にまとめたものである。植民地期関係の図書には、日本軍や政府レベルでの歴史について述べられているものが多いが、この本を読めば、当時の民間レベルでの在朝日本人の様子が見えてくる。内容は、かなり細かい具体例について触れられているので、植民地期の歴史的な予備知識がある程度ないと難しいのではないかと...