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地球環境問題とは何か (岩波新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
地球環境問題(特に温暖化問題)の根本的構造がわかる
【コメント】:
本書は、地球環境問題、特に地球温暖化問題、を自然科学と現代社会の中間にある、政治的性格をふんだんに含んだ領域として捉えています。筆者によると、地球環境問題が1990年代以降政治的問題として浮上した理由は、自然科学研究の内在的な発展ではなく、外からの要因、つまり政治的要因からであると論じています。具体的には、冷戦下の世界政治の興味は軍縮であったが、冷戦終了後に地球規模の脅威は環境であると認識されるよ...
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地球環境問題とは何か (岩波新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
未だ陳腐化していない
【コメント】:
よくある地球環境問題本かと思いきやさにあらず。筆者も書いている
ように、「地球環境問題とはどういう種類の問題か」ということについて、
地球温暖化の社会問題化から、地球サミットまでの科学と政治の関係分析
から解き明かした本である。
政治学の側による政策論でも、科学の側による分析本でもなく、双方の
橋渡しができる筆者のような碩学だからこその視点を提供してくれる。