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文明論之概略を読む 上 岩波新書 黄版 325 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
自由は多事争論の中に生ず
【コメント】:
「多事争論」という有名な四字熟語や「討論」、「演説」、「会議」といった新しい日本語(訳語)を産みだした本、というレベルの知識で本書を読んだが、最近読んだ新書の中でもかなり印象深いものだった。この上巻は「文明論之概略」の1章から3章までをカバー。「文明論之概略」の解説に入る前の部分も秀逸。例えば、古典をよむ意味とは何なのかが非常に明快に説明されていて大いに納得した。また、「文明論之概略」やその他維...
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文明論之概略を読む 上 岩波新書 黄版 325 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
名著
【コメント】:
福沢諭吉の主著「文明論之概略」を読む読書会での講義を基にした3分冊の本。
「文明論之概略」を丹念に読み解き、順を追って解説を加えながら、明治維新
前後の日本の思想、日本人のメンタリティ、さらに現在(=1980年代半ば)
の状況にまで言及する。
丸山政治学に対する批判はよく聞くが、丸山はこういう評論的文章を書かせると
やはり抜群の腕を持っている。