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レビュー
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失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
あらゆる意味でヨーロッパの古典なのですがー
【コメント】:
“失楽園”は私にとって読みにくい作品でした。 聖書には簡潔に記されている天界の戦い、天地創造、アダムとイヴの楽園からの追放が叙事詩として書かれているのですが、上巻の大戦争などは、サタン以外の大天使たちは皆“造物主たるあのお方に逆らったお前が100%悪いのだから”と、完全に絶対正義の側にある、こちらが共感をよせられないロボット的性格で、そういう人物たちの繰り広げる戦争絵巻に私は興奮することが出来ませ...
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失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
日本語訳(というか研究)がすばらしい。天使と天使の力のぶつかり合いが一番おもしろかった。
【コメント】:
非常に評価が高いのは、読んでみてわかるが、まず日本語訳がすばらしい。というか、ただの訳者ではなく、あきらかに研究者である。本の5分の1程度の頁が、訳注にあてられており、聖書との関連性をはじめ作者の意図を読み込んだ訳作りがありありとわかる。
僕は普段あまり難しい本は読まないのだけれど、この本については、少しのがんばり程度でよめる。なぜ「少しのがんばり」かというと、「詩」であるので、もの...
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失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
生きる勇気を与えてくれる
【コメント】:
「一敗地に塗れたからといって、それがどうだというのだ?すべてが失われたわけではない」
そう喝破する盟主サタンに生きる勇気を与えて貰いました。
一敗地に塗れたら立ち上がるのさえままらないのに、完膚無きまで負けたサタンの何という雄々しさ!
その反面反乱を悔やんだり人間に対し愛憎入り交じる想いを吐露するその姿には、万人が共感を覚えると思います。
作者ミルトンは目を病みしかも政権争いに...
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