●
夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
お雪さんとお富さんの謎
【コメント】:
女は強しw
妖怪は強しw
約定を違え理不尽で自己中な人間共を圧倒的な力でお仕置きする。
この爽快感。
命の為に恋は捨てない!!この潔さ!!
こんな恋をしてみたいものである。
さて夜叉が池のお雪さん、両親は龍神と言いながら晃の話では
日照りの生贄の乙女であったりする、この謎の存在。
記憶が自己修整されているのか?
天守物語のお富さんは遠く離れた夜叉が池の...
●
夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
玉三郎
【コメント】:
『天守物語』『夜叉ヶ池』ともに坂東玉三郎が演じています。戯曲なのですから、
演じられねば話になりません。そして、舞台で観たのは『夜叉ヶ池』でした。
同時に『海神別荘』も演じられたのを二回観ましたが、泉鏡花の台詞の美しさを
稀代の女形が演ずることの素晴らしさよ。映画も先の二作はありますね。
でも、DVDになっていないのですよ。これは甚だ残念であるし、国の宝なのですから
ぜひ自宅で...
●
夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
明治期に江戸情緒で描かれた男女共生と市民社会法
【コメント】:
7月歌舞伎の鏡花4作品『夜叉ヶ池』『海神別荘』『山吹』『天守物語』の上演(坂東玉三郎演出・主演)を見た。私は長く鏡花を誤解していた。 美文、江戸情緒、妖怪変化の幻想性、男権的女性の客体化、という三島や澁澤龍彦系の解釈に長く安住していたのだ。作品は美しい異界と醜い人間界との対立のように描かれているが、違う。舞台を見、改めて本を読み返してみて解ったが、ここには対等な男女が愛し合う男女共生の価値観と、...