●
言語からみた民族と国家 (岩波同時代ライブラリー 81) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「ことばと人」から、「ことばと国家」までを考える
【コメント】:
「さいきん言葉が乱れている」とよく聞く言葉に日頃から違和感を抱いていた。言葉は常に変化するものだし、何をもって乱れというのか。「言葉が乱れてけしからん」と批判する年長世代は、明治大正時代の言葉を喋れと言うわけでもないし、実際誰も喋れない。さらに現在乱れを批判する年長世代は、そのさらに上の世代からすると「乱れている」と批判される立場にあるのではないか。つまり、現在言葉の乱れを批判されている若者世...
●
言語からみた民族と国家 (岩波同時代ライブラリー 81) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
言葉は単なる伝達の手段なのか?
【コメント】:
言葉にたいして、拒否的な態度になったときに読むとよいだろう。
目から鱗の思考がもりだくさんである。これみよがしな言論はなく、実践に基づいたことがらを間接的な表現をつかい、語るように主張がなされる。「ことば」ってそんな風に気軽に考えていいと同時に、やっぱり真剣に意識していかなくてはいけないんだと自省を促してくれる。
例えば、ある雑誌の表紙にでかでかと派手な装飾でもって主張している標語に対しての...