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あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
早すぎる終末
【コメント】:
この本は岩波少年文庫に収められているが、内容は少年少女向けというにはあまりにも重い。主人公は誕生日がわずか1週間しか違わない二人の少年、アーリア人の「ぼく」とユダヤ人のフリードリヒ・シュナイダー。「ぼく」の父には定職がなく、フリードリヒの家のほうが裕福だった。しかしユダヤ人迫害の嵐が強まる中、フリードリヒの父は職を奪われ、最後は強制収容所に送られる。彼がどのような最期を遂げたのかはこの本には語ら...
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あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
合法的に「中世」おくりになった幼なじみ
【コメント】:
まず巻末の年表にくぎづけになった。今までこの手の本は、何冊か目にしてきたが。
これほど被害者目線で詳しく書かれたモノは、はじめてだ。人間の権利が、
いかにして合法的に、はぎ取られていくのか。その様が、ありありと記されてる。
これは、もう「年月日表」だな。ユダヤ人に関する法律が、つぎつぎと出来てる。
…マジかよ、と背筋が凍った。…で物語を読むと、魔女狩りみたいな
その冗...
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あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
加害者になってしまう普通の人
【コメント】:
ヒトラーの時代。同じアパートに住み、同い年なので家族ぐるみ親しくなったユダヤ人の少年フリードリヒと家族におこる変遷が、主人公の少年を通して描かれます。そのころ少年だった著者自らの体験から綴られた物語です。
戦争体験を綴るとき、ややもすれば感傷的になり、加害者であったとしても「仕方がなかった」「ほんとうはそうしたくなかった」などの言葉が出てきがちではないでしょうか。生き延びた自分を納得さ...