●
生き延びるための思想―ジェンダー平等の罠 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
戦争の犯罪化って・・・
【コメント】:
戦争の犯罪化って・・・
犯罪化って結局は刑罰化のこと。
それって「やられたらやりかえす」ってことなのでは・・・
戦争は多数による多数への暴力
刑罰は多数による一人への暴力
この世代の人達ってどうして戦争という暴力には敏感なくせに刑罰という暴力にはこうまで鈍感なのだろう。
以上、フセイン処刑を思い浮かべながら。
●
生き延びるための思想―ジェンダー平等の罠 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「やられたらやり返す」思想を嫌悪する
【コメント】:
フェミニズムの考え方を私なりに整理すると、
ひとつは、
「女も男のように強くなる。肉体労働もすれば、軍隊に入って戦場にもいく」
もうひとつは、
「女が男のように強くなる必要はない。弱いままで尊重されるべき」
と大きく二つに分けられます。
上野千鶴子氏は、後者の立場を取る論客です。
本書は、著者の考える「弱者が弱者のままで、尊重されることを求...
●
生き延びるための思想―ジェンダー平等の罠 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
やはり、上野さんの論文は論文に終っていない。ちゃんとした言論になっている。
【コメント】:
やはり第一部の4つの論文がいいです。これらを読むだけで、現在の世界と斬り結ぶ問題(軍隊と女性兵士の問題、グローバリゼイションが進行する世界のあるべき方向=ポスト国家システムとかetc)と、「男なみになりたい、なんなきゃ、だから暴力も辞さないわ思想」ではない、「生き延びる思想」としてのフェミニズムの交差するところが見えてくる。何回も読むと、さらにこれらの論文の重要性が理解されてくる。また、読むに耐え...