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レビュー
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古寺巡礼 (ワイド版 岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
若き日の和辻の感性
【コメント】:
該博な知識に圧倒されてつい忘れてしまいがちになるが、これは和辻の20代の終わりに書き留められた印象記である。それを踏まえつつ読み進めていくと、確かにその筆の運びは若い。
それが、著者自身が「改版序」において自覚的に書いているような「情熱」であったり、「自由な想像力の飛翔」であったりすることは間違いない。しかし、それだけではない。
これだけ仏教美術に触れ、繊細な直感を自在に羽ば...
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古寺巡礼 (ワイド版 岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
幅広い知識、若々しい感性
【コメント】:
岩波文庫の『古寺巡礼』をはじめて手に取ったのはずいぶんと前になるけれど、その後なんどかこの本を読み返して、類書がいくつも出ていて、亀井勝一郎、町田甲一、竹山道雄、その他にもあったと思うけれど、和辻の本を超えたものはないように思う。
土門拳の『古寺巡礼』は写真集だから和辻の類書と思っていないし、土門の本から和辻のものを連想したりはしない。
小学館文庫版の土門の写真集を見ていたら、エ...
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古寺巡礼 (ワイド版 岩波文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
名著、名文、名建築…
【コメント】:
世に名著といわれるものは数々あれど、間違いなく名著といっていい本だろう。これを紐解く度に、名著とは名文ゆえではないかとの思いを強くする。仏像、建築、回廊を著者とともに巡り歩き、イメージゆたかに流れる文章が心に染み入ってくる心地よさ…。これぞ読書の醍醐味といえよう。
こんな名文が若干29歳の青年によって書かれたというのだから、本当に舌を巻く。和辻哲郎は仏像と建築をこよなく愛する“眼の人”だっ...
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