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レビュー
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Culture and Imperialism のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
骨の髄まで植民地人だからこそ
【コメント】:
翻訳書の前半部を再読してみたが、やはり、文化の脱植民地化をテーマ化した名著だと言わざるを得ない。ただし、初学者には難解なので注意をしておく。それは、歴史学専攻の研究者によくある誤解とは異なって、本書は文学における「帝国意識」の解析をしようとしているのではないということだ。「帝国意識」論ならば、もっと読みやすい通俗的小説を取り上げて批判すればよい。(たとえば、一連の木畑洋一の書物。なお、杉本淑彦...
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Culture and Imperialism のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
文系爺さんの戯言,ではすまない
【コメント】:
現在の世界各地の現実と,世界各地のさまざまな文学とを,行ったり来たり,重ねずらし,しながら,帝国主義を,境界を,民族主義を,本質主義を,さまざまを,糾弾し,その基を探し,読者を啓蒙していく。 政情や事変の具体的な出来事と,小説の読みとが,気ままに交錯する。まさに気ままで,硬い訳文とは逆に,実は,本人的には面白くって仕方なく,うひょひょ笑いながら語ってるところもありそう(だけに,勢いをもって読...
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Culture and Imperialism のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
芸術作品の矛盾を引き受けようとする文学批評
【コメント】:
サイードの主著であるが、いわゆる知識人論だとか、帝国主義イデオロギー論を期待すると、ちょっと躓くことになるだろう。あくまでも基調となるのは、著者の専門である文学批評なのだ。文学に関心がない人は手を出さない方が無難である。 この書で、サイードがしばしば強調するのは、自己を揺さぶり動かす他者(他者の文化)との出会いにおいて、超客観的なアルキメデス的な梃子の支点、利害や葛藤から自由な特権的解釈者は存...
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